由来と泉質

かもきみの湯

源泉名称 葛城の郷 鴨君之湯の由来

「日本書紀」によれば、神武天皇が高尾張邑たかおわりむらに来たとき、土蜘蛛つちぐも(土着の民)と戦いになり、皇軍は葛の綱を結い退治したので、改めてそのむら葛城かつらぎと名づけたと記されています。

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古代から、葛城と称されたその地域は、大和六県あがたの一つと伝えられ、大和高田市、御所市、香芝市、葛城市及び北葛城郡の広範囲な地域でした。またその昔、金剛こんごう、葛城山麓一帯は、鬱蒼うっそうとした森が広がりその森は神々が鎮座する森厳な森として人々に慈しまれていました。

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かもと称されたその地域は、南は金剛山麓に鎮座する高鴨神社たかがもじんじゃから、北は葛城山麓・鴨山口神社かもやまぐちじんじゃ、東は鴨都波八重事代主神社かもつばやえことしろぬしじんじゃに及ぶ、金剛・葛城山麓一帯の呼称でした。このようなことから、葛城の鴨神奈備かものかんなびと称された“鴨”の地に、人々が会い集う場所として、葛城の郷 鴨君之湯かもきみのゆと命名しました。

温泉の効能

現代人に忍び寄るストレスなどの心身疲労に効果が高く、
中高年からの健康維持に適した泉質です。
神経痛、関節痛、慢性消化器病、冷え性、慢性皮膚病などに適応します。

効能

泉質

掘削深度 1,605 m 泉温 28.4 ℃
ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉(高張性・中性・温泉)
令和元年7月10日分析

かもきみの湯成分表
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